古都からの手紙~シングルマザーと発達障害

3児のシングルマザーです。とある公立学校で20年以上教員をしてきました。離婚、子育て、発達障害、教育、猫…いろんな話題について自分の経験から、皆様のお役に立つ記事を書いていきたいと思っています。

子育て論~親から引き継ぐもの

「次はADHDの記事を書きます」と予告しましたが…今日たまたま読んだネット記事に、はっとさせられたので、そのことを…

 

声優・落合福嗣さんが語る「子育て論」 両親に必ず怒られた3つのこと、「楽しかった?」聞かない会話とは

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190624-00000003-withnews-sci

 

読んでで…わたしは全然できてへんなぁ…と反省。どうしても「楽しかった?」とか「おいしい?」とか聞いてしまってる。こういう聞き方すると、記事にもあるように、答えは「楽しかったか/楽しくなかったか」という二択しかないんだよね。

上の子たちには「どうだった?」って聞いてるんだけど、4歳のたっくんには聞けてない。それはきっとわたしが、たっくんにはまだ答えられないだろうと無意識に判断してるから。

わたし自身がたっくんに考えさせることとか、語彙を広げることを結果的に奪ってしまってるんだ…と反省。

 

で、この落合さんはお父様が有名な野球の落合選手なんですが、そのご夫婦の子育てのやり方も素晴らしい。(と思いつつ、まねはできないだろうな…とも。)で、落合さん自身も、ご両親の育て方の影響を受けてらっしゃるんですよね。

そういうことって連鎖していくんだな…って改めて思いました。(誰もがそうなるわけじゃないだろうけど…。)

 

わたしはどうかと考えてみると…やっぱり自分が育てられたように育ててるなって思うこと、たくさんあります。その中でも意識しているのは、「△△しなかったら▲▲できないよ」という言い方ではなく「△△したら、▲▲できるよ」という言い方をするように心がけること。

たとえば「野菜食べなかったら大きくなれないよ」じゃなくて「野菜食べたら大きくなれるよ」みたいな。

これは長男を育てながら母から言われたこと。母もわたしにそう言いきかせて育ててくれたのか、母も孫が生まれてからいろんな本を読んで学んだことなのかわからないけれど。

つい、マイナス的な言い方をしてしまいがちだけど、プラスで言うことって大切ですよね。そういうことに気づかせてくれる母の存在がありがたい。

 

反面、結婚してから母の欠点が見えてくるようになってきて、それで口論になることもあるんですが…。特に孫には甘い~!主婦である母はなんでもかんでもやってしまう。わたしもそうやって何でもやってきてもらったんやろな~と振り返れば感じるんですが。

幸い、大学生のときに1人暮らしをさせてもらえたので、色々と自分でできるようになった面はあるんだけど(もちろんADHDに伴う失敗は多数あり!)、子どもの頃にADHDに気づかなかったのは、きっとこうやって母が何でも全部やってくれたからだろうな、とも思います。

 

あ…テーマとずれてしまった…。これもADHDの特性ですね。(なんでも特性のせいにすな~っ!by自分)