古都からの手紙~シングルマザーと発達障害

3児のシングルマザーです。とある公立学校で20年以上教員をしてきました。離婚、子育て、発達障害、教育、猫…いろんな話題について自分の経験から、皆様のお役に立つ記事を書いていきたいと思っています。

2人目の夫は発達障害~離婚後も続く苦労

いつも虐待のニュースを見るたび、涙が出るわたし(異常なほど涙もろい(ーー;))ですが…

野田市の心愛ちゃんの父親の判決が出ましたね。

その記事の父親の言動を読むたび、元ダン2にそっくりだなぁ…と思ってました。そして、つい先ほど読んだ記事の中の同級生の証言「権力には弱い」、まさに元ダン2もそうなのです。

 

離婚してからの面会交流は、元ダン2の実家で過ごすことが多いのですが、離婚後3回目の面会交流から帰宅した後、たっくんが持って行ったかばんからタバコのにおいがすることに気づきました。もしや?と思ってたっくんを呼んでみると…髪からも、服からもかなりタバコの匂いが!元ダン2もその両親もタバコを吸うのは分かっていましたが、ここまで本人から匂いがすることに、ショック。

 

面会交流では必ずノートを持たせ、その日の様子やお願い事を書いてます。離婚後1回目のときに「タバコは離れたところで吸って欲しい」と書いておいたのですが、3回目だから忘れてしまっているのか?と思って、とりあえず次回のときにノートに書こうと思いました。

 

次回、4回目の面会交流の日のノートには、「前回タバコの匂いがひどかったです。たっくんの髪や服からも匂いがしました。副流煙の害についてのパンフレットを入れておくので読んでください。」と書いておいたんですが…

帰ってきた後、たっくんからの匂いは前回ほどはしなかったけど、ノートには「何を根拠に言うのか?きちんと分煙しています。パンフレットを強要しないでください。読むつもりはありません。」と。

ああ…相変わらずの元ダン2…。ここで、匂いはましだったからと黙っておいたら良かったんですが、どうしても黙ってられないわたし(^0^;)。つい、ラインでもう一度言ってしまいました。

「根拠は、たっくんからの匂いです。前回は本当にひどかったです。今日は匂いはましでしたが…」

そこからは地獄の不毛なやりとりが始まってしまいました…。

元ダン2が言ったことをまとめると…

★福祉の観点から分煙は心がけている

★嗜好品にまで口を出すな

★親にまで強要はできない(父親には意見できない元ダン2)

 

で、極めつけはこれ。

「法律で決められていない。」

・・・。

呆れつつも、「世の中全て法律で回っているわけではないですよ。科学的、医学的な根拠があります。」と返すと、

「ここは法治国家ですよ。」だと。

もう、絶句です。おまえは父親としてたっくんの健康を守るつもりはないのかっ?!

 

諦めて弁護士に相談すると、なんと「監護権は母親にあるが、タバコを吸わないことを強制はできない。」とのお返事。(弁護士も、元ダン2の言い分には「ニコチン中毒の人たちの言い訳ですね。」と辛辣でしたが。)

こんなことなら、調停でもっと細かく決めておけば良かった…。元ダン2は発達障害(PDD)もあるので、「言外のことを察する」のが苦手です。調停でも、向こうはかなり細かい案を出してました。でも、細かく決めすぎると「その通りでなかったときの対応」に苦労すると思ったので、できるだけ柔軟に対応できる案にしたんですが、それが逆効果になってしまった…。たっくんを溺愛している元ダン2なので、たっくんの健康のことは言えば理解してくれると思ったわたしが馬鹿でした。

今回の元ダン2の反応は、結婚時を思い出せば確かに普通。別居して1年以上もたって、そのことを忘れてしまっていたADHDのわたし。(…って、そのせいか?!でも、失敗から学習しない傾向はあります…(^0^;))

 

結婚時から法律にはうるさく、運転ルールとかには結構厳しかった元ダン2。反面、法律で決められていないからと、暴言も平気(暴力はダメ)、家庭内の器物破損は罪にならないからと平気で壊しまくる…という感じだったので、今回の「法治国家」のくだりも元ダン2らしいと言えばそうなんだけど…あまりにも虚しすぎて、もやもやしすぎて…ラインなんかするんじゃなかったと後悔。

 

・・・で、この話には続きがあるんだよね…。それはまた次回に。