古都からの手紙~シングルマザーと発達障害

3児のシングルマザーです。とある公立学校で20年以上教員をしてきました。離婚、子育て、発達障害、教育、猫…いろんな話題について自分の経験から、皆様のお役に立つ記事を書いていきたいと思っています。

2人目の夫は発達障害~真意が伝わらない~

今まで書くのをためらってきましたが、ぼちぼちと2人目のダンナ(以下、元ダン2(笑))に関するエピソードを…

 

発達障害の人との結婚生活、そして離婚することは本当に大変。

わたしは、発達障害についてある程度の知識があり、なんとかなるだろうと思っていたんですが、その考えは甘かったし、現実は全く甘くなかった。

 

うーん、どこから書こうか…出会った後のことから書いていこうと思います。

 

まず、今まで公開してませんでしたが、わたしはろう者(聴覚障害者)です。小1のときに聞こえなくなったんですが、補聴器を装用すればだいたい聞き取ることができたので、「難聴」という状態でした。

中学生になってから聴力が下がり、補聴器を付けても聞き取れなくなり、どん底を味わいました。本当に死ぬことばかり考えていました。(この辺のエピソードはまた機会があれば…)

 

ともあれ大人になり、手話の世界で過ごしていましたが、元々話せるので、聴者(きこえる人)とは音声で話していました。相手の話は口形を読み取るか、筆談で。

元ダン2は手話の世界で出会ったわけではないので、付き合うまでは筆談してました。付き合うことになってから手話を覚えてもらったんですが、それがなかなか大変で。なかなか覚える努力をしてくれなくて、餌(欲しいものをプレゼント)で釣ってやっと…という感じだったんで、今思うと、愛のためにコミュニケーションを円滑にしたい(好きな人のために手話を覚えよう)という自らの意思は一切ないような人とうまくいくはずないんですよね。

ただ、元ダン2曰く、「愛があれば手話ができなくても気持ちは通じると思っていた」とのこと。わたしも楽天家なんで「なんとかなるやろ」と思っていたふしもあります(^◇^;)

 

そんな感じでしたが、当時はラインはまだなくて、会わないときはメールでのやりとりをしてました。その中で「え?」と思うことが何度もあったんですよね。そう、発達障害もしくはモラハラの片鱗が見え隠れしてたんです。

 

例えば…私からのメールの返事が遅いと文句言われてたのに、元ダン2からの返事が遅いときは何度もあったり、わたしのメールの文言に突然激高したり。

今でも覚えてるのは…わたしのメールの意図を誤解されることが時々あったので、「元ダン2って、ちょっと短絡的なところあるよね~。」って言ったんですよね。そしたらめっちゃ怒って、「短絡的って浅はかとかそういう意味やろ?!」みたいに返ってきて。浅はかとはちょっと違うし、「違うよ~(@@;)極端みたいな意味だよ!」と返したら、「なんや、そういうことか。それやったらよく言われるわ。」と、すぐに怒りを収めてきたんですよね。

そのときはまだそこまで問題だと思ってなかったんで、とりあえず真意が伝わってほっとしました。

 

その後も度々そういったことがあったので、わたしは薄々「彼はきっと発達障害だろうな…」と感づいてました。

わたしは元ダン2を次のように分析しました。

①言葉の意味を自己流に解釈している

②悪い方に捉えがち(自己肯定感が低い)

③人に厳しく自分に甘い

④極端(黒か白かという考え方)

上記の4点から彼には軽い?「PDD」があり、適切な支援を受けられなかったことから来る自己肯定感の低さがあるのではないかと思ったんです。

それでも、わたしにある程度の専門知識があるからなんとかなるだろう、いや、むしろ「わたしがなんとかしてあげないと」って思ってしまったんですよね。これは、もうほんまにわたしの悪い性格なんですが…。

 

ここまでで…ちょっと出てきましたが、発達障害モラハラはつながってる部分もあるとわたしは思ってるんですよね。③はPDDの特性の一つでもありますが、要は自分を客観視できないので、できてない自分は見えてないんです。なので、相手には要求するけど自分はしない。それがモラハラにつながってしまう部分なんじゃないかな、と。もちろん、性格的なことも元ダン2は大きく影響してましたが。

その辺は、また追々書いていきます。今日はこの辺で…。